こんにちは 治癒処の中野です。
蒸し暑い夏もやっと終わって?夜がぐっすり眠れるお陰で私の体力もだいぶ回復してきました。そして…
ワクチン2発目の “恐怖の副反応”から復帰してのブログです。
えぇと、もう3か月位前になりますが、今回は私自身のバトミントン肘克服の症例報告をします。
2年以上前、ある患者さん(バトミントンが大好きな女性)の肘、膝、腰、足首etc…とバドミントンで
故障した部位を治療していました。私が治療後に今日は安静にしてくれ。と懇願しても全く言う事を聞いてくれません。
“明日、バドの試合があるので何とかしてくれ。”とボロボロになりながら毎回駆け込んで来る始末です。
で、“先生も1回やってみる?”とお誘いを受けて興味半分バドミントンしたらすっかりドツボにハマってしまいました。
患者N 56歳男性 職業:修理屋 主訴:右ひじの耐え難い痛み
肘が伸ばせない、捻ると激痛…と、こんな状態で3か月前は患者さんの治療をしていた私。
半年くらい前は週3ペースでバドミントンしていると肘の違和感がだんだん痛みへと変わってきました。
“何か…いろいろな角度で痛ぇな?そろそろケアするか!”
患者さんの肘の痛み(テニス肘、バトミントン肘etc)は割と簡単に治せるのですが、
自分で客観的に全身の異常な部位を把握出来ないようで、自分自身の肘の痛みは全く治せません。画像①
“やべぇな…明日も練習があるのに…これじゃドライブ撃てないぞ(汗)”
という事で、先ずは田渕先生を捕まえて…私が今から言うツボを駆使して頸を緩めて右肘を治してくれ。
………………………
…ん~ん、半分くらい痛みは減ったかな。OK、これで明日は闘えそうだ、Thank you!
で翌週、ボロボロになった身体とぶり返した肘の痛みをを神田先生に差し出して
私が今から言うツボを駆使して右鼠経を緩めて右肘を治してくれ。
………………………
…ん、だいぶ痛みがうすくなりましたよ。ありがとう(笑)
で、更に翌週、山根先生を捕まえて…私が今から言うツボを駆使して腰を緩めて右肘を治してくれ。
………………………
こんな事を毎週繰り返していたらスタッフの先生連中に “いくら治療しても安静にしないから治し甲斐が無い!!。”
と総スカンを食らって相手にしてもらえなくなりました(泣)。
仕方ないので自分の右肘は自分自身で治さねばならなくなりました。
画像①の置き鍼処置。楽にはなるのですが…芯の痛みが取れません。
画像②の肘ストレッチ。
あまりに肘が痛くて伸ばせないので、500gの小さなダンベルを握りながら肘ストレッチ。
固まった肘の腱がストレッチでブチブチ切れるような感覚と痛みを味わいながら伸展させます。
肘が伸びると上腕二頭筋から大胸筋まで引っ張られて伸びます。
この角度で10分ストレッチ。少し角度を変えて10分ストレッチ。といろんな角度でトータル1時間ストレッチ
をしてから肘の痛みを確認するとペインスケール10位痛かった肘が8くらいの痛みに軽減させてます。
“おぉ?案外効いてるんじゃね?”
毎日仕事が終わってから肘の30分ストレッチを2週間ほど繰り返すとかなり肘の違和感と痛みが改善しました。
“ストレッチ…効くじゃん!”
現在はコロナ禍で週1,2回しかバドミントンが出来ませんが、運動後に毎回必ず肘ストレッチをやる事で痛みを予防できています。
ストレッチ…侮りがたし!!皆さんにもお薦めします(笑)。