こんにちは,治癒処の中野です。
最近、来院患者さんの傾向はテニス肘。それに伴う手の痺れや痛み…ですかね。近々で見つけたツボ“新坐骨”効果の口コミじゃないかと勝手に判断して、他の患者さんにもガンガン新坐骨に鍼刺激しています。
以前、下肢の血行障害で浮腫みの酷い患者さんをリポートしましたが、今回はその後の経過を報告しようと思います。
Hさん、40代女性、事務仕事。主訴:足から下腿(膝下)の慢性的な浮腫みと重だるさ+頸肩の強いコリ
19年の10月位にリポートした患者さんの3か月後の様子です。通院頻度は3回/月。
この方、座りっぱ仕事で週末金曜の夜が一番浮腫みが酷いです。治療後はかなり浮腫みが解消されてルンルンで帰るのですが、週末は浮腫みが復活してきます。治療後に浮腫みは5歩改善して週末に浮腫みが3歩戻る。といった感じです。でもだいぶ改善してきましたし本人も効果を実感しています。
浮腫みの他に患者さんが“いつでも辛い”と言ってた右頸肩の筋張って固まってたコリと腰の張りとダル痛さは“新坐骨”のツボ刺激でもうほとんどありません。
最近は膝周りの浮腫みと硬さとヒンヤリ冷え感を解消する為に写真(1)のように鍼刺激しています。
写真(2)は治療後5歩改善した彼女の脚です。まだ足指先は黒ずんだ箇所がありますが、足先の慢性的な冷えは解消されています。最初を思えばかなりの浮腫み改善ですよ。
今までは宿題に足指のマッサージを毎日してもらってましたが、追加でつま先周辺の運動を新たに指示して筋肉を付けてもらう予定です。
今回のリポートはこれにて終了です。下肢の血行障害(4)の報告(あるかな?)をお楽しみに。