横浜市天王町の整体・鍼灸・マッサージ 治癒処 洪福寺鍼灸療院

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  • 役立つ?院長の風邪治療法

    2017年12月16日

    こんにちは。治癒処の中野です。今回は、不覚にも風邪を引いちゃった場合の 中野式対処法を報告します。

    私は普段から偉そうに“自己管理して万全の体調で治療に望むのが真の治療家だよ。”ってスタッフに説いています。…なので、今回はいつもの仕事をこなしながら一刻も早く治さねばなりません。

    私の風邪治療奮闘記を読んでいただき、みなさんが風邪を引いた時の参考になれば…と思います。

    12月11日(月)…午前中はいつものボクシングジムで練習。ボクササイズと軽いスパーリング、ミット打ち練習して大汗かいた後、シャワーを浴びてバイクで帰宅。  寒い中買い物したり飯喰ったりしてたら夕方なんとなく喉が痛い…。 “ヤベぇ風邪引いたかな?”って思いつつ、夜には寒い中、またバイクに乗って英会話レッスンに行きました。 帰宅後は寒気と喉がさらに痛い…です。 

    12月12日(火)…朝から喉が痛い。寒気も強いので先ずはパンツの仙骨部に貼るホカロン。喉が痛いので仕方なく禁煙です。銀行や郵便局で両替や支払い手続き、買い物(イチゴ、キウイ、カキ、バナナ、飲むヨーグルト、貼るホカロン)を済ませて出勤しました。院に着くなり葛根湯を3包調合して1包を煎じます。そして風邪で圧痛のある内くるぶしのツボ“太溪”“照海” 肘のツボ“尺沢”“曲池” 喉のツボ“天�返”にパイオネックスという置き鍼を貼りました。

    貼るホカロンのお陰で寒気が若干和らぎ、葛根湯のお陰で喉の痛みも和らいだので何とか治療、雑務をこなして仕事終了できました。自宅に戻る頃には喉の痛みは無くなったが…代わりに鼻水と寒気が症状です。43℃、ぬるめのお風呂でstranglers(英国のバンド)のCDを大音量で聴きながらじっくり身体を温めて寝ました。(飲食は肉野菜炒め、買ってきた果実全般、ドリンクはお茶代わりの葛根湯のみ)

    12月13日(水)…朝、寒気は治まったが、鼻水が止まらない。とりあえずパンツの仙骨部に貼るホカロン。今日は午後イチで治療予約があるので果物を買って出勤しました。

    寒気が治まったので葛根湯は終了。今の体調は鼻水⇒咳、痰に移行するので麦門冬湯を3包調合して煎じました。

    夕方の予約治療をなんとか終えるとだんだん頭がボーっとしてきて、声が出ず電話受付も満足に出来ません…更に関節の節々がダル痛くなってきました(体内でウイルスとの戦闘が始まった症状です)。今日は早めに帰宅して静養します。翌日の仕事に支障が出ると 丸山先生(任侠道を重んじる武人のような先生)に “治療家のくせに” と、滅茶苦茶非難されます(マジ怖いんです)。

    帰宅後はスキヤキと果実で体力を補ってから、体内の対ウイルス戦闘をサポートする為(頑張れ!俺のT細胞たち)、43℃のお風呂を1時間近く入りました(ウイルスは確か37,8度以上で弱体化するハズ)。ホカロンを貼って寝る前にも麦門冬湯を飲みました。就寝中はホカロンのお陰で大汗をかいて(どうよウイルス野郎!!って思いながら一人でニヤリ)2度ほど着替えをしてはまた寝ました。

    12月14日(木)…おぉ?!声が出る!だいぶ回復した(約7割復活)感じです。今日はボクシング行けるかな?って位の回復具合(でも世界戦を控えたチャンピオンに風邪でも伝染したら殺されちゃうんで…今日はジム休みます)。

    今日は昼過ぎに出勤。院内は予約患者さんで混んでるので受付と雑務をこなしながら 咳、痰対策+風邪後期の症状に桂麻各半湯を3包調合して煎じました。なんとか通常に仕事をこなせてるので丸山先生からの叱責も無く、治療も良い感じで効果を出せました

    。桂麻各半湯を飲んでると仕事が終わる頃には鼻水や痰が濃縮されていきました。また麻黄が咳を静めてくれて…今日の漢方処方も当たりでした。帰宅後はやはり果実を多めに摂ってゆっくりお風呂で温まり、パンツにホカロン貼って桂麻各半湯を飲んで寝ました。

    12月15日(金)…朝、咳に濃縮された痰が少し出る感じ。体調は昨日の朝よりも更に良い(回復度8,9割)。週末なので先ずは銀行へ両替に行き、その後バイクを磨きます(通勤用の2台だけ磨くつもりがピカピカになるのが楽しくて…結局4台全部磨いちゃいました:計約2時間)。風邪引いてるのに寒いバイク置き場で・・・頭大丈夫か?俺。

    昼過ぎ出勤。今日は咳から痰の症状なので補肺湯を3包調合して煎じました。院長指名の患者さんは夕方以降なので、それまで補肺湯をお茶代わりに飲んでると 咳が減少していき痰はほとんど出なくなり頭もクリアになってきました(院長指名の患者さんはスタッフ達の手に負えなかった方ばっかなので 頭も身体も万全でなければ闘えないレベルです)。なんとか患者さんたちの満足できるレベルまで治療出来たので本日の仕事は終了です。果実、風呂、補肺湯、ホカロンと置き鍼パイオネックスを貼り替えて就寝しました。

    12月16日(土)…明け方に咳込んだが痰は出ない。回復レベル9割5分!!ほぼ完治した感じなんで…禁煙してたタバコを解禁! うぅ~タバコが旨い(笑)。   この後、補肺湯を3,4日飲むことで完全回復するでしょう。

    ※いかがですか?上記が私の風邪対処法です。 重要な事は…とにかく身体を温めて優位に風邪ウイルスと闘う事です。ツボ刺激、食事、漢方薬は補助的なものと捉えます。今回は風邪に対する漢方薬処方なので、日々変わる症状の変化に対応するよう毎日漢方薬を替えました。しかしながら…通常漢方薬が扱う慢性疾患に対する処方は2週間位服用して、様子を見ながら身体の変化を再チェック→新たに処方するのが一般的です。

    みなさんの風邪対策で少しでもお役に立ては幸いです。身体が冷えたら直ぐホカロンを貼りましょう。

    ※漢方薬について:漢方薬は風邪といっても体質や体力、寒気や発汗、部位別の症状などにより、処方される風邪用の漢方薬だけでも30~40種類以上あります。病医院で漢方薬を処方してもらうなら“舌”“脈”“腹”を診察してくれる専門的な漢方医の先生をお奨めします。もし専門の漢方医が見つからない場合は、当院のスタッフに相談頂ければ、私(中野)の漢方薬の師匠(お医者さんです)を紹介いたしますよ。

    薬局で買ったり処方してもらった漢方薬が自分の現在の体調にホントに合っているか?を確認するには乾燥細粒になってる漢方薬(ツムラ等)をお湯に溶かして湯のみで飲んでみてください。飲んで“美味しい味”と感じれば現在の崩れた体調に見事に合っています。これが興味深い事に、体調が万全の時に飲むと…身体に必要ない物なので“苦い”“不味い”ってなるのです。

    長文を最後まで読んでいただき有難うございました。 May the force be with you…

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