お久しぶりです。治癒処の中野です。
物凄い猛暑ですが皆さまお身体の調子は大丈夫でしょうか?
私事ですが…先日大型バイク車検の為、猛暑の中で陸運局の車検に行ってきました。車検場は乗用車から運送車、大型ダンプカーの中に混じってのバイク車検です。奴ら4輪のエアコン排熱とエンジン熱、そして猛暑…と汗だくになりながらのバイク車検でした。この時期は絶対バイクを購入するもんじゃないですね。
さてと、今回の症例報告は野球部男子高校生の左肩痛です。日焼けしてガタイの良い彼は2,3日前から肩の違和感を抱え、今日は左肩を動かすと激痛が走るとの事。明後日に試合があるので何とかして欲しいと言う。彼のお母さんが当院で鍼治療を受けていたので院長指名の予約希望でしたが、あいにく私に治療予約が入っていたので、最初に私がチェックして山際先生が治療担当となりました。
先ずは痛みチェック。どのような動きで痛みが走るのか?を確認するとボールを投げる動作で激痛が走るとの事です。肩回りと体幹を詳しくチェックします。肩回り、肩甲骨など若干の筋肉の張りで左右差はあるものの特に問題無さそう。腰回りをチェックすると…脇腹の硬さが左右で明らかに違います。左側(肩に痛みがある側)が右に比べて硬く張っており押すと“イタタっ”ってなります(帯脈と呼ばれるツボ)。この部位を15秒位“痛い”と言われながらマッサージしてから、もう一度ボールを投げる動作をしてもらうと…“あれ?痛い感じはあるけど激痛は走らないし、だいぶ楽です。”と彼は言います。ついでに左頸で頭の付け根の硬い場所を同じように15秒ほどマッサージしてから投げる動作をしてもらうと“更に楽です”と言う。“ツボが決まったね!”って事で残りの治療を山際先生に任せて退室しました。
山際先生の治療中:どう?ここは痛い?これ大丈夫?はい、もう一回動かしてみて…どう?楽になってる?…
会計が終わっての帰り際に
山際先生:…来た時の痛みが10痛かったとしたら今はいくつぐらい?
高校生:今は…そうですね、1,2くらいでほとんど痛くないです。
山際先生:(満足そうに)OK! お大事にね。
山際先生の確実な成長に満足した私でした。
お大事にして下さい。