こんにちは 治癒処の中野です。
最近興味深い症例の新患さんが来院したので報告します。
Sさん 40代 男性 主訴:左首を動かすと肩の付け根にかけて痛い。
この方は奥様の紹介で来院されましたが、鍼の重ダルい響きというかグワングワン巡る感じがとても苦手ですが、意を決して鍼治療に来られました。
先ずは痛みのある首周りを丁寧にチェックするとSさんが言う通り左頭の付け根から肩にかけての張りと緊張が強く感じられます。足の脛をチェック左スネ硬いです。鼠径部の左右チェックも左が硬い、お腹の硬さも左>右と全て左尽くしです。
…ん?
なんだ?このでっぱりは?以下の青○写真

スネの一部にコリの様なでっぱりがあります?Sさんに聞くと“2カ月位前に駅のホームと電車の間に左足がハマった”との事で未だにコブがあると言います。私はこの左スネのコブが小さくなれば左首肩も痛みが取れんじゃね?って事でコブの経絡(ツボの流れ)の滞っている部位を探してコブを縮小しようと思いました。
治療は足先の趾間中足骨(下の写真:中野の足です)。鍼が苦手な人に気が引けましたがコブ縮小の為です(笑)。

そして胃の氣処置に骨がダメージを負っている場合を考えて復溜-大杼と胆経の鍼を刺入したあたりでSさんが“左足全体がグワングワンしてます”と苦虫潰したような顔で訴えます。
Sさんの首をチェックすると…左がめちゃくちゃ緩んでいます。右の方が硬いくらいです。左の鼠経も緩んで…コブを入念にチェックすると小さくなってきています。左脇腹に鍼を追加しようとすると“もう限界です”と言われてしまいました。汗
Sさん自身にコブをチェックしてもらうと…“ホントだちいさくなってる”。首を痛みが出ていた角度に曲げて動かして貰うと“痛みは…ありません”。
うつ伏せの時間です。骨盤仙骨周辺のコリンと硬い部位を最小限の鍼で刺激していきました。うつ伏せSさんの背骨から肩の付け根を十分緩ませたので、今日はこれで終了です。
最後にコブのアフタ-写真を撮りました。

治療終わって会計済ませて帰り際に“コブがまだ残っているので早目に来院してください”と私が言うと“按摩マッサージでも良いですか?”との返答。鍼のグワングワン響きが強くて嫌になってしまったかもです。ゴメンナサイ…お大事にしてくださいね。