こんにちは　治癒処の中野です。
2月24日の祝日に第２海堡ツアーに行ってきました。
この第２海堡、明治時代に建造された東京湾防衛の為の人工島で、湾内に侵入する外国船攻撃用の砲台を数門備えていました。
現在は国交相の管轄下で上陸が厳しく制限されていましたが、近年の規制緩和に伴い一定の条件の下、上陸可能となりました。
しかし観光地では無いので立入禁止エリア、撮影禁止エリア、認可を受けたガイドを同伴するなど制限が設けられています。
第２海堡は簡単に接舷上陸出来ないよう、島の周りに人工岩礁を持っております。また浦賀水道航路のど真ん中にあるので風が吹きやすく、風の強い日は座礁の可能性が高まるとツアーがキャンセルになります。ガイドの話では上陸率は65％だそうです。

この日のツアー参加者は計32名。まずは横須賀中央駅に12:30集合です。ミリタリー好きの私は当然時間厳守でヒトフタサンマルに集合します。

1年ぶりに電車に乗ると（京急は30年ぶり）…電車内の風景が異様でした。ほぼ全ての乗客がマスクを着用（約90％）
あまりに興味深いので指を差しながら数えちゃいました。マスクして無いのは私と7～9人の外国人（ほぼほぼ米兵とその家族）

横須賀中央駅でツアー参加者と三笠公園（日露戦争旗艦戦艦三笠が展示されています）まで徒歩15分を仲良く集団行動（ハッキリ言って苦手です）。

13:00にチャーター船に乗艇。一番乗りで2階席先頭を確保。船の先頭部は風が強いので米軍N−2Bジャケット着用で正解でした。

猿島（無人島だが観光島）が見えてきました。

この猿島も第２海堡と同様、要塞島です。第１海堡ー第２海堡ー第３海堡ー猿島を結んだ線が東京湾防衛線でした。（第３海堡は関東大震災の際に崩壊したので航路の障害になり得る為、すでに撤去）
第２海堡が見えてくると私のボルテージが徐々に上がってきます。

いよいよ上陸です。　　　・・・続きは次回で。